妊娠中、病院から渡された紙は、母乳育児推薦の文字が書かれてました。
産婦人科には、母乳外来のポスター。『母乳に悩んでいませんか?』の文字。
どうしてそんなに母乳を薦めるのか…
初めての赤ちゃんで、周りも母乳で育てている人ばかりなら、この内容を鵜呑みにするでしょう。
そして、実際生まれたとき、母乳が出なくて悩むでしょう。
だって、この文章は、母乳をやらなきゃ病弱な子供ができる。
そうなったのは、あなたの母乳が出ないからだ!って言ってるようなものですもん。
私は、この内容はある意味脅迫だと思うんですよ。
「足りなかったらミルク足して!」
「疲れたら、ミルクをあげて!」
って発言。
実際、そうしたら
「乳首は吸わせなさい。そうしないと乳首の感覚を忘れる」
「そうしないと母乳出ないよ」
と責められるんですよ( 一一)
いや、出産って体力勝負じゃん?
体力使い果たしてるのに長くて三時間ごとに起こされるし、母乳も出てるんだかでてないんだかわからないし。。
日中も休みたいのにバイタル測ったり、回診来たりで寝れないし。
そんなこんなで、芽衣ちゃんの体重はあまり増えないまま退院。
家に帰っても言いつけ通りに母乳で頑張る私。
病院で言われた通り、左右5分ずつで母乳をあげる。
一生懸命母乳を飲んでる芽衣ちゃん。
「あっ、5分経ったから反対側」
乳首を離し反対側のおっぱいを吸わせようとするけど、暴れる。
やっと吸わせたと思ったら、疲れておっぱいを吸うのもさぼり気味に。そして、寝る。
そうなったら、ママとしては満足したんだ。と思いますよね?
今考えてみると、吸う力が弱く、吸い方もまだまだ下手な赤ちゃんが、やっと軌道に乗ってきたかと思ったら無理やり乳首を離され、また一からやり直し!ってかわいそうだったな。と思います。
実際、私もあまり母乳が出てなかったみたいですし。
助産師さんの訪問があり、麻衣ちゃんの体重はほとんど増えていない状況でした。
助産師さんもフォローしながら、でももっと母乳をあげてほしい。発言。最悪な状況でした。
たんぱく質の制限があるため、下手にたんぱく質を含むものは与えられない。
そのため、除去ミルクと普通のミルクを混ぜて飲ませるしかありません。
だって、母乳だとどれくらいたんぱく質が入っているかわからないから。
入院して、最初の方はフェニルアラニン値を下げるために除去ミルクのみでした。
そしたら、めちゃくちゃ体重が増えました!!
多い時には一日70gとか増えました。
増えすぎると問題でしょうが、芽衣ちゃんの場合は、今まで体重が増えなかったため、欲しがったらミルクをあげて!と言われてました。
出もしない母乳を何度もあげ続けた毎日。
増えない体重で悩んでた日々。
病気が見つからず、そんな生活を続けていたら芽衣ちゃんは死んでたかもしれません。。。
病気が、私と芽衣ちゃんを救ってくれました。
母乳パックを買ったり、ママの食事代がかかったり…
もし、赤ちゃんが入院した場合、赤ちゃんの食事は出ません。
もちろんママの食事も出ません。
大量に買った保存のきく食べ物を買って、食べる。
そんな生活で栄養バランスに気を付けた食事なんてできません。
芽衣ちゃんの入院中、他のママが「母乳がこの子たちの食事なのに。せめてママのご飯は出してほしい」と愚痴ってました。
それでも母乳育児をするママはすごいと思います。
すみません。話がズレました。
母乳は経済的とは言うけど、実際他の部分でかかっているので、これはメリットとしてどうなのかなぁ。と正直思います。
母乳にはメリットがあるかもしれません。
しかし、上で書かれているメリットなんて『〇〇の調査をした結果、母乳で育ったほうが△△の人が多かった』ですよ?絶対にそうなるなんて書かれていません。
母乳の方が、母性が目覚めて…なんてありますが、母乳だろうがミルクだろうが、子供はかわいいし守っていかなきゃ!って思いますよ?
それよりも、生きるか死ぬかですよ。
死んでしまったり、病気になったりしたら意味がないんです!
母乳は良いかもしれません。
母乳でしか得られないメリットがあるかもしれません。
でも、出ないのに母乳にばかりこだわっていたら、ママも赤ちゃんも疲れてしまうこと。
育児が辛くなってしまうことだけは、覚えておいてください。
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産婦人科には、母乳外来のポスター。『母乳に悩んでいませんか?』の文字。
どうしてそんなに母乳を薦めるのか…
母乳のメリットは?
母乳で育てるメリットとして以下のことが書かれていました。- 母乳は、赤ちゃんにとって完全な栄養
- 赤ちゃんが病気にかかりにくい
- 乳幼児突然死症候群(SIDS)の犠牲になる確率が半分
- 母乳は感染症に対する固有の抗体を作り出すため、粉ミルクの赤ちゃんよりも早く回復する可能性が高い
- オキシトシンがママの気分を落ち着かせ、ストレスを減らして血圧を下げてくれる
初めての赤ちゃんで、周りも母乳で育てている人ばかりなら、この内容を鵜呑みにするでしょう。
そして、実際生まれたとき、母乳が出なくて悩むでしょう。
だって、この文章は、母乳をやらなきゃ病弱な子供ができる。
そうなったのは、あなたの母乳が出ないからだ!って言ってるようなものですもん。
私は、この内容はある意味脅迫だと思うんですよ。
私が受けた母乳地獄
たぶん、病院側の逃げだあろう「足りなかったらミルク足して!」
「疲れたら、ミルクをあげて!」
って発言。
実際、そうしたら
「乳首は吸わせなさい。そうしないと乳首の感覚を忘れる」
「そうしないと母乳出ないよ」
と責められるんですよ( 一一)
いや、出産って体力勝負じゃん?
体力使い果たしてるのに長くて三時間ごとに起こされるし、母乳も出てるんだかでてないんだかわからないし。。
日中も休みたいのにバイタル測ったり、回診来たりで寝れないし。
そんなこんなで、芽衣ちゃんの体重はあまり増えないまま退院。
家に帰っても言いつけ通りに母乳で頑張る私。
病院で言われた通り、左右5分ずつで母乳をあげる。
一生懸命母乳を飲んでる芽衣ちゃん。
「あっ、5分経ったから反対側」
乳首を離し反対側のおっぱいを吸わせようとするけど、暴れる。
やっと吸わせたと思ったら、疲れておっぱいを吸うのもさぼり気味に。そして、寝る。
そうなったら、ママとしては満足したんだ。と思いますよね?
今考えてみると、吸う力が弱く、吸い方もまだまだ下手な赤ちゃんが、やっと軌道に乗ってきたかと思ったら無理やり乳首を離され、また一からやり直し!ってかわいそうだったな。と思います。
実際、私もあまり母乳が出てなかったみたいですし。
助産師さんの訪問があり、麻衣ちゃんの体重はほとんど増えていない状況でした。
助産師さんもフォローしながら、でももっと母乳をあげてほしい。発言。最悪な状況でした。
母乳地獄から解放されたとき
そんな母乳地獄から解放されたのは、芽衣ちゃんがフェニルケトン尿症だとわかり、除去ミルクの生活になった時でした。たんぱく質の制限があるため、下手にたんぱく質を含むものは与えられない。
そのため、除去ミルクと普通のミルクを混ぜて飲ませるしかありません。
だって、母乳だとどれくらいたんぱく質が入っているかわからないから。
入院して、最初の方はフェニルアラニン値を下げるために除去ミルクのみでした。
そしたら、めちゃくちゃ体重が増えました!!
多い時には一日70gとか増えました。
増えすぎると問題でしょうが、芽衣ちゃんの場合は、今まで体重が増えなかったため、欲しがったらミルクをあげて!と言われてました。
出もしない母乳を何度もあげ続けた毎日。
増えない体重で悩んでた日々。
病気が見つからず、そんな生活を続けていたら芽衣ちゃんは死んでたかもしれません。。。
病気が、私と芽衣ちゃんを救ってくれました。
よく母乳は経済的って聞くけれど
本当にそうなんでしょうか?母乳パックを買ったり、ママの食事代がかかったり…
もし、赤ちゃんが入院した場合、赤ちゃんの食事は出ません。
もちろんママの食事も出ません。
大量に買った保存のきく食べ物を買って、食べる。
そんな生活で栄養バランスに気を付けた食事なんてできません。
芽衣ちゃんの入院中、他のママが「母乳がこの子たちの食事なのに。せめてママのご飯は出してほしい」と愚痴ってました。
それでも母乳育児をするママはすごいと思います。
すみません。話がズレました。
母乳は経済的とは言うけど、実際他の部分でかかっているので、これはメリットとしてどうなのかなぁ。と正直思います。
母乳が出なくて悩んでいるママへ
なぜ、母乳にこだわるのですか?母乳にはメリットがあるかもしれません。
しかし、上で書かれているメリットなんて『〇〇の調査をした結果、母乳で育ったほうが△△の人が多かった』ですよ?絶対にそうなるなんて書かれていません。
母乳の方が、母性が目覚めて…なんてありますが、母乳だろうがミルクだろうが、子供はかわいいし守っていかなきゃ!って思いますよ?
それよりも、生きるか死ぬかですよ。
死んでしまったり、病気になったりしたら意味がないんです!
母乳は良いかもしれません。
母乳でしか得られないメリットがあるかもしれません。
でも、出ないのに母乳にばかりこだわっていたら、ママも赤ちゃんも疲れてしまうこと。
育児が辛くなってしまうことだけは、覚えておいてください。
はじめての方は、こちら
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